<序論>ニュースサイトにおけるユーザーの行動分析、情報探索の最適なUX研究

研究者:神田 真理

研究の課題と背景

インターネットの普及が進む一方で、旧来マスメディアは利用率減少の一途をたどっており、
情報収集手段としても、TV・新聞などの手段利用率が減少しインターネットによるニュースサイトを介した
情報収集方法が飛躍的に増えている。
世の中の情報に対し速報的に公開されるニュースサイトに対して、旧来のTV・新聞は情報公開タイミングが決まっており、TVではニュース放送の時間、新聞なら朝刊夕刊など、情報伝達速度に差が出てしまっている現状がある。

但し、TV・新聞に関しては時間的制約や文字数的制約などの観点から伝えるべき情報を要約し、
必要な情報だけを提供するのに対し、ニュースサイトは速報性を重視した結果、非常に情報量の多い
形となっており、ユーザー側の情報取捨選択がほぼ必須と言える。
情報取捨選択手段として、ニュースキュレーションサイトのように半自動でユーザーに合った記事を提供する
ものも出ているが、それでも情報量が多いことに変わりはなく、速報的に情報を得ることができるようになった反面、
情報取得のためのコストはむしろ上がったと見える面もある。

そういった情報飽和社会のなかで、ユーザーはどのような行動を取って情報の取捨選択を行っているのだろうか。

研究の目的

ニュースサイトを利用するユーザーはどのように行動し、情報を探すのだろうか。
ユーザーの行動を分析し理論化できれば、情報を探すうえでの最適なUXを設計することが可能となる。

研究方法

各ニュースサイトを5分間利用してもらい、その間の行動や目線移動を記録する。
利用後、アンケートへ回答をしてもらいユーザーレビューを取得する。

ニュースサイト同士で同じ内容の記事がかぶることが少なくなるようジャンルを「経済・スポーツ・芸能・ポップカルチャー」の4種に分けた。

①経済
東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/

②スポーツ
日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/

③芸能
日刊サイゾー https://www.cyzo.com/

④ポップカルチャー
ナタリー https://natalie.mu/